ペルーで迎える真夏のクリスマス
12月の一大イベントといえば、クリスマス。
ここペルーはカトリックの国ということもあり、クリスマスはすごい盛り上がりです。
ぶっちゃけ11月半ばからクリスマスムードでした。
同僚に聞くと、ペルーではクリスマスは家族、年越しは友人や恋人と過ごすのだそうです。
なんとなく日本と逆っぽいですね。てか日本はクリスマスはカップルのもの感が強くてなんなんだちくしょうって感じ。
ちなみにペルーではクリスマス当日の25日は祝日です。これはキリストの誕生日だからですね。日本の天皇誕生日的な感じです。
今年は23日が土曜日なので3連休でした。
クリスマスに向けて、街の中では1ヶ月以上前からツリーやクリスマスの飾りが出ていました。
以前ブログで紹介した、ペットボトルクリスマスツリーも11月25日に設置したのでまるまる1ヶ月の設置です。
クリスマスはペルーの年中行事でも最重要のよう。
スーパーやショッピングモールはクリスマスセールだらけです。そのおかげですごい混雑。
23日と24日は人が居すぎたため、スーパーでの買い物を諦めました。
そんなソワソワ感満載なクリスマスですが、24日の夜は友人宅に招待されました。
19時ごろからお邪魔して、友人やその家族たちとずっとおしゃべり。
そして25日に日付が変わった深夜12時。外では爆竹と花火が町中に上がってました。
キリストが生まれたのが25日の12時なので、その時間に合わせてみんな祝砲のようにやるのだそう。
日本だったら、確実に警察と消防が出動してるレベルで鳴り響いてました。この辺りの一気にみんなで騒ぐ感じはラテンっぽい。
一通り騒ぎを見たあと、友人宅で七面鳥などのお祝い料理を食べました。
12時を過ぎてからみんなで食べるのもクリスマスの習慣だそう。
そのまま3時近くまでお邪魔しました。ほんとに暖かい家族です。
ペルーではクリスマスを迎えると、家族や友人にFeliz Navidad!! (スペイン語でメリークリスマス)と言って抱き合ったり、固く握手をしたりします。そして離れた家族から電話やメッセージなどの連絡がきます。なんとなく、家族愛や友人間同士の愛情を感じました。
これは良い意味で宗教的な力というか、宗教的行事の持つ力なんだなと思います。
ペルーで迎えた、真夏のクリスマスはものすごく暖かい気持ちで終えました。