ペルーの小学校で日本語教室やってみました
10月も終わりいよいよ11月ですね。
日本は今年もハロウィンで盛り上がったのでしょうか?
てか、ハロウィンっていつから盛り上がり出したの?
自分は渋谷にある企業に勤めていたため、ハロウィン近くの週末とかはこの世の終わりみたいになってました。完全に終末でした。
ここイカではハロウィンは、ホント微弱に感じるくらいです。平和。
さて、話しは少しさかのぼって土曜日のことです。
最近、一緒に活動してしているこちらの大学生で、仲良くなった友人から一つ提案を受けました。
環境教育で行っている小学校で日本語教室をしてみない?
ここのところ学校に訪問する機会が多く、その内の一校でやろうとのこと。
彼が小学校の校長とも話しを付けてくれました。
ということで、日本語教室を開催。
土曜の午前と午後で計5回の授業を行い、1〜6年生まで全学年に教えました。
内容は、簡単なあいさつや単語、単語とあいさつの組み合わせなどにしようと思っていました。で、友人に相談したところ何か日本の文化とか習慣も教えられないかな?というリクエスト。
すぐに浮かばなかったので、彼に日本の小学校はこんな感じだよーと教えていたら、一つ気になったものがあったよう。
授業前後の、起立・気をつけ・礼
日本では普通ですが、ペルーにはこの習慣はありません。
なんとなく授業が始まり、なんとなく終わる。一応授業を知らせるベルがあるけど。
ということで、この起立・気をつけ・礼の紹介と練習も授業に組み込んでみることに。
実際に授業をしてみると子ども達はめちゃめちゃ元気。ちょっと質問をするとすぐに多くの子どもが手を挙げまくります。
そしてとても真面目に言葉を練習したり、ノートに書いたり。
自分もこの機会に、スペイン語でペルーの子ども達に何かを教えるという経験ができたのはすごく良かった。まだまだ不慣れなスペイン語でいかに教えるかや子ども達の様子が知ろうと5回の授業の運び方をちょっとずつ変えて試行錯誤。
そして一緒に授業をした友人もかなり頑張ってくれました。
彼のすごいところは、自分から聞いたり勉強した日本の文化や習慣、考え方なんかを子ども達に伝えようとしていたこと。さすがに低学年の子には難しったみたいだけど、高学年の子なんかは質問や感想がどんどん出てきていました。
実際、起立・気をつけ・礼を入れたのも、日本語教室を通して言葉だけじゃなくてペルーの子ども達の意識や考え方の成長に繋げたいという彼の想いがあったから。自分が伝えられない内容を、彼がスペイン語で子ども達に届けてくれました。
熱い想いを持ってるんです。こういう友人は大好きです!
ペルーの子ども達にとって日本は憧れの国の一つ。ドラゴンボールとかナルト大好きだし、空手教えてとかも来るし。
だから自分は日本人だよと言うと、目を輝かせてきます。可愛すぎる。
この日本語教室を通して、もっともっとペルーの子ども達のことを知りたいなーと言う思いました!
そして教えることって楽しいなと。
校長先生も次はいつできるの?と聞いてくれたし、継続的にやっていこう!