まわり回ってペルーの地

青年海外協力隊2017年度1次隊 ペルーのイカという街での活動記録。環境教育という分野でゴミ問題に奮闘中。

2回目の公務と中間報告

さて5月の出来事です。
 
5月は活動が一旦落ち着き、配属先の業務の手伝いが多かった月でした。
でもちょっと落ち着いた月で良かったかも。
というのも、5月にJICAによる公務があり首都にしばらく上がらなくていけなかったのです。
 
ペルーでは現在、年に2回の公務(JICAボランティア・関係者による集まり)があります。
そこでJICA事務所から、治安や安全対策の研修、JICA関係者の意見交換会、健康診断や新隊員・帰国隊員の歓送迎会などが行われます。
 
そして必ず行われるのが、JICAボランティアによる活動中間報告会
これは派遣1年を目処に行われるもので、JICAボランティアがこれまでの活動やこれからの計画などを関係者に発表する場になっています。
 
まだ1年は経っていないですが、自分の隊次はこのタイミングで中間報告となりました。
 
この中間報告会は普段なかなか聞くことのできない隊員たちの活動が聞けるので、非常に面白く勉強になります。
が、ペルーではこの中間報告会はスペイン語で行われます。理由はJICA関係者だけでなく、ペルーの受け入れ省庁の方、全員ではないですがボランティアのカウンターパートなども出席するからです。
なので、司会、発表、質問まで全てスペイン語です。
 
もちろん僕もスペイン語で発表しました。日本語でなら日本で働いているときに何度となくプレゼンしましたが、スペイン語となるとやはり少し大変。。
しかし、喋り出すと意外といけるもので、無事に終えることができました。
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任地ではなかなか無い、結構しっかりした場での発表です
 一年前の5月はまだ駒ヶ根の訓練所で、自己紹介するのも必死だったを考えると少しは自分のスペイン語もマシになったのだと思います。
隊員仲間にも良い発表だったと言ってもらえたので合格点でしょう。
 
このタイミングで中間報告を行なったことで、自分の活動の振り返り、これからの計画を改めて考える良い機会になりました。さらに他の隊員の発表からも学べる点が多かったのでやはり中間報告会は良い場だと思います。

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カウンターパートも出席してくれました。JICA事業への理解があり、とてもありがたい存在です。

 

 
今回の公務では、健康診断もあり久しぶりに色々と検査してもらいました。
しかし以前も狂犬病の記事で書きましたが、僕は注射が恐ろしく苦手。
かつて注射により失神が一回、心理的恐怖で震えが止まらなくなること一回とトラウマ級。なので外国でおこなう採血なんて拷問かという思いでした。
訓練所時代から何度も注射に怯えた僕を見ている同期に見守られ、今回も大きな戦いを終えました。
どうかもう戦わないで日本に帰りたい。
 
そのほか、ペルー国内での環境教育部会立ち上げが企画され、環境教育隊での意見交換会もありました。これもすごい勉強になる場でした。今後こういった場が増えそうで、非常に嬉しいです。
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環境教育隊員の集まり。こうした学びの場が増えることは嬉しいですね。
 今回の公務でも、色んな隊員と話すことができました。
ペルーは国土が広く、隊員も離れた場所にいることが多いのでなかなか会えませんが、やはりせっかく同じ国で同じ期間に活動しているのだから繋がりは大切にしたいものです。

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公務の何よりの楽しみは隊員仲間に会えることですね。
 
次の公務は12月。
それまでまたイカで頑張りますかー!