まわり回ってペルーの地

青年海外協力隊2017年度1次隊 ペルーのイカという街での活動記録。環境教育という分野でゴミ問題に奮闘中。

2018年終わり間際でようやくの…

¡Hola!
だいぶお久しぶりです。かなりご無沙汰しておりました。


ブログ続けるのって難しいですね。モチベーションが全然追いつきませんでした。
青年海外協力隊 ≒ ブログ

みたいなイメージありましたが舐めてました。継続してる隊員の方々、尊敬します。

 

ぶっちゃけフェードアウト的にやめようと思ってました。
が、先日学生時代のサークルの先輩で現モザンビーク隊員の方に「てか、おまえいい加減ブログ書けよ」とのお叱り。かつ「半年前とか振り返ってんじゃねーよ」とのツッコミが。

 

なぜかこの言葉によって奇跡的にやる気が(ちょっとだけ)起きたので久しぶりに書くかー!みたいな感じです。せっかくなのできっかけくれたモザンビーク隊員のブログも紹介しておきます。

allgoodlife.hatenablog.com

 


ということで振り返りでなく最近のことで!てか、もう振り返る先が遠すぎて書けない。大事なのは今でしょという切り替えです。

 

 

さて、南半球のペルーは12月に入りくっそ暑くなってきてます。
そう、夏到来です。
そしてペルーでは12月下旬より学校は夏休み。ということで、先週学校での今年度最後の授業を終えました。

 

今までも学校での環境に関する授業はやっていたのですが、ぶっちゃけどうなんだろうと思っていたのです。
というのも以前までは、5つの学校を対象に月に一回授業を行っていましたが、ぶっちゃけどうなんだろう?と思っていたんです。
なぜかというと…

 

①月に一回だと子ども達の記憶に残りづらいし、教育効果が薄いと感じた
②配属先がテーマを決めていたが場当たり的で、授業同士のつながりが見えない
③一回に教える子どもの人数が多すぎてたまにカオスになる

 

大きくこの3つ。他にもこんなんで授業やってるって言って良いのかみたいな現状が多々。
自分もそこになかなか改善ができていなかったのですが。

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授業やってはいるものの、うーん…という感じ



 

そこで、学校を絞って週に一回の授業を継続的に実施しようと!
これは先輩のペルー隊員もやっていて良いなと思ったとの、自分でもずっとやりたいことでした。

 

全体の目標やカリキュラム考えて、授業案作って…
この段階で他国の現職教員や環境教育同期に相談しました。さすが現職教員の方々の意見はめちゃめちゃ参考になりました。持つべきものは友ですね。
ちなみにこの辺に関しては、本当に救われてるんで別途また書きたいな。

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色んな隊員のアドバイスとアイディアのおかげで、授業に結構手応えがありました

 

 

実際、全ての授業をやり終えてみて(わりと主観的ですが)


①子どもたちが、おこなった授業の内容を覚えていた
②自由記述や発問に対する子ども達の回答の量が増え、その内容の質も上がった
③先生が僕の授業後、自発的に子どもに発問などし教えるようになった!

 

ほんとは数値で出せれば説得力あるんでしょうけど、評価に関しては勉強および準備不足。
とは言え、授業を重ねてくうちに、実感値として効果があったかなと。

 

特に3つ目はすごく嬉しかったー!


というのも、配属先の同僚は授業に協力してくれず、僕1人で授業をしていたんです。
てか学校の選定、日程の調整、許可取りも含めて全部自分1人。
そうすると、「いやこれ自己満やん」「帰国したら誰も環境の授業しないんだろうなー」「意味あんのか?」みたいに思っていました。
今でもこれは課題。ですが、その先生の行動や言葉で少し救われた気がします。

 

 

子ども達も、最後の授業の後にはわざわざ感謝の言葉くれたり、ハグしてきたり、もっと一緒に勉強したかったと言われたり…ホントに子ども達は可愛い。
やって良かったなー。

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お世話になった先生方

 

 

活動や生活をしていて、イライラすること、上手くいかないことはまだまだあります(てか、そんな事だらけ)
でも、やはり子どもは国の財産だと思うし、教育の力って素晴らしいなと思う。
そして自分はこういうことがしたくて地球の裏側まで来たんだって再認識できました。

そしてこの授業を通して、ようやくこれだなって活動が出来た気がします。


これ得られるの遅かったなー。とはいえまだちょっとだけ時間はあるから良しとしましょう。

 

 

来年度は今年の経験を生かして、パワーアップさせてやろうと思います!

さて次はいつ更新できるか…