まわり回ってペルーの地

青年海外協力隊2017年度1次隊 ペルーのイカという街での活動記録。環境教育という分野でゴミ問題に奮闘中。

一歩進んで壁にぶつかる

10月の活動が始まりました。日本だと10月最初の出勤日は新卒学生たちの内定式がある時期ですね。
自分はもともと新卒採用関連の仕事をしていたため、こういう時期やニュースはなんやかんやで気になってしまいます。
今度ペルーの就職事情も調べてみようかな。
 
そんな10月の活動スタート日、自分も内定式に向かう学生並みに緊張していました。
なぜかというと啓発活動をする予定の小学校にて、先生たち向けの説明会をおこなうため。
月曜からすでに今週の山場。つら。
 
スペイン語なんて当然まだまだ。こんなに喋れないことを確信しているプレゼンは人生初です。つら。
 
いやー、正直やりたくねー。
 
まぁごねても仕方ない。やらなくちゃ何にもならん。しかも初の対外的なプレゼンということは、これは一歩前進のはず。と意気込んでいざ!
 
20人ほどの先生たちが昼休みの一部の時間を空けて集まってくれました。
 
始めはカウンターパートによる環境問題の概要や環境教育の必要性などについて。
カウンターパートは大学で授業もしているので話すのが上手いしめちゃ慣れています。

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カウンターパートの熱弁

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大学の授業さながら


そして自分の番。
 
環境教育の概要、実際の授業案、日本の環境教育や学校内での事例の紹介といった内容で話しました。

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めちゃめちゃ台本用意してる

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儀礼とわかってても拍手は嬉しいものです
プレゼンというか音読に近かった気もするが、、
にも関わらず先生たちはとてもしっかり聞いてくていました。特に日本の学校での事例なんかはメモもとってくれていたり。めちゃ下手くそなプレゼンだったけど少しは伝わっただろうか。
 
今回の学校に関しては、今後先生たちと具体的なスケジュールを組んで授業の実践に移していく予定。
 
なんとか初のプレゼンを超えましたが、やはり語学の壁。しっかり喋れないとプレゼンにちゃんと熱が込めづらい。
質問されても答えられないし。せっかく時間を作ってくれた先生たちにもっと有益な時間になるようなプレゼンにしないと。伝えたいことが伝わらない、質問されたことがわからなじゃ環境教育なんてとてもできん!
やっぱりなにを置いてもまずは語学。もっともっと勉強せんとー!
 
一歩進んだと思ったら即壁にぶつかりました…
 
とはいえ今回のプレゼンに向けて、カウンターパートもリハーサルの時間くれたり、大学生たちはスライドや原稿のスペイン語チェックをしてくれたりでとても助けられました。
新卒採用の仕事している時に、企業選びや仕事観の一つとして「何をするかより誰とするか」というの言葉がありました。これ個人的にはけっこう好きで、何度も実感したことがあります。
今回もまさにそう。
 
今回の一歩が上手く次の展開となることを期待します。