まわり回ってペルーの地

青年海外協力隊2017年度1次隊 ペルーのイカという街での活動記録。環境教育という分野でゴミ問題に奮闘中。

まだ半分、もう半分

振り返り更新。を一旦お休みしてリアルタイムの記事です。

なぜいきなり、リアルタイムか?
書きたかったからです(今までサボってたくせにね)
 
というのも、おととい7/4はペルーに到着した日なのです!
つまりペルーでの生活1年を終えました。
協力隊の活動は2年間なのでちょうど半分きたことになります。
 
 
振り返れば、一年前日本を発ってペルーに到着しました。地球の裏側で南半球。時間も季節も真逆の地。
暑いイメージで来たら、首都リマの冬は結構肌寒く、しかもずっと曇り。どんよりとした空の下、スペイン語もままならず、治安も悪いと聞いていたので、正直めっちゃ不安な日々でした。
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一年前の成田にて少人数なペルー隊。そしてドミニカ共和国の同期とは出発日が同じ。彼らにはだいぶお世話になっている。
 
しかし、自分にとっては初めて海外での「生活」
全てがとても新鮮で、驚きとカルチャーショックの連続でした。
 
そして任地である、イカに来て配属先での活動がスタート。
初めは本当に右も左も分からない。日本ならわからないことあれば聞けば良いんですが、こっちだと語学的に聞いても分からないという状態でした。
それでもゆっくり丁寧に教えてくれるカウンターパートや、同僚のおかげで少しずつ、イカでの仕事を掴めるようになって来ました。
 
正直まだまだこれといった結果、かっこいい活動はできていません。焦りがないと言えば嘘になりますが、それでも今できること、今やるべきことを地道に少しずつやるしかないかなと思っています。
日本にいた時の3倍くらいは悩み、壁にぶち当たり、自分の弱さを感じる日々ですが。
 
でも、そんな日々なので、この一年は本当に濃かった!苦しみながらも楽しめてるのかなと思います。
 
これも、色んな人との出会いと繋がりのおかげだなと思っています。
配属先の同僚にカウンターパート、インターンの大学生たち、イカをはじめペルーの人々、同じJICAペルーの仲間たち、数少ないペルー隊同期(てか唯一の)環境教育の愉快な仲間たち、国は違うけどやたら連絡取り合ってる同期仲間(特にドミニカ共和国エクアドルセネガルの隊員)日本からちょくちょく生存確認してくれる友人たち、家族…
挙げたらキリがないですね。色んな人から刺激やエネルギー、優しさをもらってます。
 
みなさん、いつも本当にありがとうございます。

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この一年、新しいことやしんどいことも色々ありましたが、「人」の力をより強く感じる一年だったなと思います。自分にとってももちろん。イカの人々や他のボランティアの活動を見ていても。どんな人と出会って、どんな繋がりを持って、どんな経験をしたかってすごい影響力を持ってるんだなと。

 
特別な物や技術は作れなそうですが、せめてあと一年できるだけ多くの出会いと繋がりを作って、これからのイカの街を作っていく「人」を残せればなと思います。

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ちょうど一年を迎えた日のワカチナの夕日。この景色もあと一年。
 まだ半分と思うか、もう半分と思うか。
 
あと1年、どんな出会いと繋がりがあるだろうか。
もっともっと面白い日々にしていこう!